自分では、なかなかボケていることに気づけない
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ボケというのは、脳の前頭葉の働きが鈍っている状態だ。
起きてから時間がたっているのに、寝ぼけているような感じになったり、アルコールも入ってないのに、酔った様な状態になる。
ちょっと前のことを覚えておらず、モノを考えたり、判断することができなくなる。
モノを考えたり、判断するのは、前頭葉の働きなので、ココが鈍ると、考えたり決めたりできなくなる。
具体的には、
ボケの初期症状の例
- 脳が働かず、何にもできなくなってしまう。
- 人に話しかけられたときに、うまく反応できない。
- 言葉がなかなか出てこない
- 思考がすぐに途切れてしまう。
- よく知っているはずの人や物の名前が出てこない
- 何かしようと思ったのに、それが思い出せない。
- 電話で人の話を聞いても、その内容がすぐに頭から抜け落ちる
ただし、ボケ症状を自覚するのは難しい。
身近な人間から見て明らにボケていても、本人は、なかなかボケに気づかない。
ボケというのは、寝ぼけてたり、酔っ払ってたときと同じような状態だから、本人には記憶が残ってないからだ。
何もせずにただボンヤリしていたり、簡単な仕事が、なかなか終わらなかったり、こういうことが度重なって初めて、ようやくおかしいなと気がつく。
デイトレで利確・損切りができなくなった なぜ?
ボケていると、決断すべき事を、決断すべきタイミングで行えなくなる。
私の場合は、株のデイトレをやっていたときに、株を売るタイミングを外しまくって、何かおかしいなと気がついた。
デイトレで株価が急落し始めたら、いったん株を手放すのが定石だが、調子が良いときはそれが簡単にできる。
ところがうまく利益確定・損切りできる時と、タイミングを外してそのまま放置してしまう時がある。
5分足チャートや板情報から、「そろそろ逃げないと」「ここから急落しそう」などと分かるのだが、なぜかフリーズする。
フリーズというのは、「凍った様に立ちすくむ」ってことだけれど、それで利益をフイにしたり、小さな損切りを、大損切りにしてしまう。
ちゃんとしたタイミングで逃げておけば、こんな大損切りせずとも良かったのに、…などと思うが、なぜか動けなくなってしまう。
デイトレでも、5分や10分の時間はあるので、判断出来る時間の余裕はあるはずだが、なぜかそこで、ボンヤリ時間を過ごしてしまう。
こういうことが何度も何度も続いて、一体何でこうなってしまうのか、途方に暮れてしまった。
そこで「もしかしたら、ボケてるのかも」と思って、認知症やボケについて調べ始めたところ、、まさに「ボケていた」のだ。