株式の売買の期間は、臨機応変に。
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ボケ防止と老後の備えのための株式売買。
うちの父親の様子を見ていると、ずーっと同じ銘柄の株を追いかけている。
株式投資には、株を所持する期間によって3つに分かれると言うが、同じ銘柄の株を追いかけている場合は、あんまり関係ないようだ。
株を買ったり売ったりする期間には、短期、中期、長期というふうにあるということだけど、これって結局、結果ってことやね。
短期で利益を出すつもりか、それとものんびり取引をするか、あるいは配当目当てで長く持つか、っていう気分だけのようだ。
この三つは、全く異なる投資方法だというが、これもケースバイケースって事だろう。
一日で株価が乱高下する銘柄なら、短期取引でも十分利益が上がるだろう.が、一日の変化はそんなに大きくない銘柄だと、多少上がったり下がったりしても、手数料などを勘案すると、儲けが出なかったりするわけだから。
短期取引の場合は、一日で売買を全て成立させるというとても激しい取引をさす。
デイトレードって言うヤツだ。
常にパソコンの前にいて、株価チャートとにらめっこしながら、売り買いの注文を出す。
こういうのは、さっきも言ったとおり、一日の間で株価が大きく動く銘柄でないと、利益を出すことができない。
取引量が多く、しかもちょっとしたことで株価が大きく動くような株って事だろう。
一方、中期・長期の取引が向いている株というのは、世界経済の中長期的動向によって、大きく株価が変わるモノ。
たとえば3ヶ月たてば、資源価格も為替相場も変化するが、そのときに今より株価が上がりそうなもの。
数ヶ月後、数年後の動きで株価が変化し、ちょっとしたことではあまり動かない株。
こういう株は、下がったらまた半年塩漬けという形で持っていられるから、大きくは勝てないにしても負けは減るだろう。
売買の期間というのは、だから、株の銘柄によって変わってくる。
基本的に、初心者だからどうとかこうとか言うことでもなさそうだ。
口座に預けているお金の何割かを現金で残しておけて、チャンスの時に買ったり売ったりできるような構えを常にキープして置ければいい。
初心者でもデイトレードはできるし、のんびり運用もできる。
ただ最初はものめずらしいし、最近は携帯でも取引できるので、デイトレードで株式売買をやってみる人も多いようだ。
この辺は、個人の時間の使い方にもよるので、どれが良いって事でもない。