デイトレードは、疲れる。
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デイトレードとは、一日のうちに何度も株を売り買いする投資法だ。
同じ株を買ったり売ったり、要するに完全に投機だね。
また、刻々と変化する中で買ったり売ったりするので、ギャンブルとも言える。
こういう事は、確かに楽しいし、一攫千金の夢も叶えてくれるかも知れない。
ただ、ボケ防止や、老後の備えのための株式投資としては、疲れていやだ。
たまにやるなら良いけど、毎日やると疲れ果てる。
まあしかし、老後というのは毎日が暇だから、やりたいときだけやって、あとはまた放っておくというやり方も良いかも知れないから、一応、やり方を押さえておいた方が良いかも。
携帯を使いこなす若い人や、日中時間のある主婦では、流行っているそうだし。
ただし、これはもう短期投資そのものだから、危険なトレードといえる。
というのも、一日の数時間の間に、利益を上げようとするわけだから、株価の動きが激しい銘柄だけしか、狙えない。
長期投資なら、数週間後、数ヶ月後に上がっていればいいわけだから、徐々に変化している株でも、投資の対象になる。
が、デイトレードや短期投資の場合は、そういう株は使えないので、株価が激しく上下動する銘柄に限定されるわけだし、他のデイトレーダーもそれを狙ってくるから競争も激しい。
短い時間で大きく株価を上げる場合もあれば、あっと言う間に下がる場合もある。
はっきり言って、こういう短期取引というのは、ずっとパソコンの前にいないと失敗する。
ネットの向こう側には、いろんな作戦を練っている連中が山ほどいるから、素人はあんまり手を出さない方が賢い。
短期でよく動く銘柄というのは、大手企業は少なく、中小企業や新規企業が多いのだが、こういうところは業績が安定していないので、本当に危ない。
仕手筋なんて言って、誰かの意図で株価の上下動が起こるケースもあって、素人がこう言うところに入り込むと、簡単に損させられてしまう。
そういうわけでデイトレードというのは、疲れるし、その割にはあまり稼げないもの。
ボケ防止には良いが、血圧には悪いだろうね。