後場寄り上昇、40分から下落のパターン
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前場の寄りつきは、激しい売買が飛び交うが、後場の寄りつきは、静かなスタートになることが多い。
しかし10分たった頃から、急に風向きが変わり始める。
後場の始まりは12時半からだから、だいたい12時40分前後から、方向感が定まってくるのだ。
たとえば後場寄りでは騰がっていたのが、売りが増え始めて下がり始めたり、逆に下がっていたのが、少しずつ回復したりと言う風に。
もちろん、後場寄りで少し下がって、40分くらいからドーンと下がると言うこともよくある。
ただ、12時半から午後1時くらいまでは、トレーダーにまだ買い意欲が残っていて、大きく売られても、それを買い向かう動きが出る。
後場寄り上昇、40分から下落
このチャートは、大口の買いが断続的に入り、11時頃から利確売りが続いたあとのチャート。
前引けに大きく売られてしまったが、短期筋が売り抜けただけと判断して、後場の寄りつき10分も買いが入って値を戻す。
しかし12時40分前後から売りが出て、午後1時前にはまた株価が押し下げられた。
通常は1時過ぎに売りが出て下がると、下落トレンド入りになることが多い。
が、この日のこの銘柄は、買いが断続的に入り、揉み合い状態になって、ジワジワ右肩上がりに騰がっていった。
そうして大きな売りが枯れて、最後は高値ブレイクしてで引けた。
後場寄り下落、40分から上昇のパターン
後場寄りから10分間は、買いが入ると次に売りが来る。
10分間株価が上昇しても、12時40分くらいから、売りが増え始めて株価が下がる。
これは下落トレンドでも同じで、後場イチは高くなっても、そこから売りが出て、そのまま午後1時頃から大きく下がり始めたりする。
後場寄り上昇、40分から下落のパターン2
このチャートでは、前場で激しく売り買いが出つつ、株価がジワジワ下がっていったパターン。
前引け前に売りが減ってきて、調整完了かと思いきや、買いが衰えて大幅下落、辛うじてプラスで終了したケース。
後場寄り下落、40分から上昇のパターン
こちらは、後場寄りから売りが出て下落し、12時40分から買いが入って1時まで上昇するパターン。
午後1時に向かって買いが入っても、そこからが実は大問題で、横ばいになり出したら失速する。