午後2時頃は、商いが減ってダラダラ下がる
更新日:
デイトレでありがちなこと。
次は午後2時くらいの話。
午後2時くらいと言うのは、比較的動きが少ない時間帯だ。
金曜日の後場などは出来高も減って、動いている銘柄も少なくなっている。
日経平均が下落トレンド中で、株価も大きく下がっていると、水曜日や木曜日の後場も、出来高が減っていて、ダラダラと動く。
そのため、午後2時頃というのは、株価がダラダラ下がりやすいのだが、有望銘柄だけは、まだ賑わっている。
有望株というのは、多少なりとも高値圏で揉み合っているため、急落もあるし急騰もある状態だ。
そんな状態だから、ホルダーは、午後2時を過ぎても状況を見守っているのだ。
そして午後2時を過ぎても、大口の売りが出てこない場合、まだ上昇相場が続くとみて、買いが少しずつ増えていったりする。
午後2時頃から切り返した5分足チャートの例
この上のチャートの場合は、高値圏で揉み合いが続いて、前引け前は良い感じだったが、後場にどっと利益確定売りが出て崩れ、そこからまた買いが入っていった例。
翌日はどうなるかは五分五分という感じかな。
上昇中の銘柄は、下げても早めに回復し始める
株価が上昇し始めたときは、上昇の途中で利益確定の売りが出る。
株を買う人というのは、含み益が出たら、それをどこかのタイミングで確定する。
そのタイミングは人それぞれだし、そのときの事情によって替わってくる。
日経平均が小動きの場合は、新興株や低位株に資金が来るので、利益確定が少なくて、まだまだ利益を伸ばそうとする人も多い。
逆に日経平均が大きく動いているときは、新興株や低位株には資金が来ず、東証一部株の売買のために、新興株や低位株を売る動きが出る。
上昇中の銘柄で、まだ大きく跳ね上がってないときは、こういう売りは絶好の押し目チャンスかも知れない。
上昇中に利益確定売りが出て、そこからまた上がるパターン
このチャートの場合は、前場の最初の揉み合いの下値のところまで下げたが、そこからまた買いが入り始めて、再上昇してほぼ高値引けで終了。
こういう風に、いったん利益確定が出たあと、徐々に買いが入って値を戻す場合は、上昇相場が継続して、さらに上昇することが多い。
それが分かっているから、2時くらいから切り返すと、さらにどんどん買い板が厚くなって、株価が下がりにくくなっていく。
ここから高値ブレイクして終われば、まだまだ期待がデキる。
特にトレイダーが少なくなる、木曜や金曜の後場に賑わうと、週初めはさらに人気化することが多い。
ただし月曜はギャップダウンスタートになることも多いが。