株式投資を始める準備:口座を開く
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株式投資を始めるには、まず証券会社に取引用口座を開かないといけない。
証券会社と契約を結び、口座に預けたお金を使って、証券会社に株を売り買い代行してもらうことになる。
口座にお金を入れた後、株の売買の注文を証券会社に出し、株券の購入や管理、売却などを証券会社にしてもらうわけだ。
株を買う金は口座から出て行き、株を売った金は口座に入る。
だから儲けを手にするには、口座からお金をおろすことになる。
野村證券には、セブン銀行のATMがあるが、そういうところでお金を入れたり引き出すことができる。
口座の作り方は、証券会社に行って、「取引口座を作りたい」といえば口座を作れる。
必要なモノは、印鑑と免許証など身分を証明するもの。
ネット証券(インターネットで売買できる証券会社)の場合は、証券会社のホームページに申し込みフォームがあるので、そこから申し込むと書類がくるので、それを記入して送り返せばよい。
ただし、ネット証券でも免許証のコピーなどは必要で、手続きに必要なモノは同じだ。
証券取引口座を作ったら入金
証券会社を決め、申込が終わったら、取引をするための口座にお金を入れる。
それが終わったら、株の売買が可能となるが、手続き開始から、だいたい一週間から二週間くらいはかかる。
口座には
- 一般口座
- 源泉徴収無しの特定口座
- 源泉徴収ありの特定口座
初めての場合は、手間の少なめの源泉徴収あり特定口座が良いという。
口座の種類は、一年間変更できないので、間違えないように。
たいていの場合、口座の開設費や口座維持費は無料だ。
で、実際に株を買ってみるわけだが、最初は単元株が低い銘柄を探すと良い。
単元株の価格というのは、最低取引株数×株価で計算するが、それが低めのものを買って様子を見てみる。
単元数は銘柄それぞれに設定されており、例えば1株単位で購入可能な銘柄もあれば、百株とか千株単位でないと購入できない銘柄もあるのだ。
だから株価が500円だったとしても、実際に買えるのは百株単位や千株単位で、5万円、50万円の資金が必要になるわけ。
株式投資はギャンブルではないので、口座にあるお金全部使う必要はないし、あわてて買う必要もない。
ねらい目を探しつつ、とりあえず少額で取引を始めてみる。