損切りを躊躇して、損が拡大...

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株式投資を始めて何年たっても、うまくできないのが損切りだ。

 

損切りというのは、ロスカットとも言うが、損を承知で売って手放すことだ。

 

投資資金は有限なので、見込みのない株を持っていても仕方がない。

 

そのため含み損があっても、その銘柄を売って手放すわけだ。

 

ところがこの損切りのタイミングが難しい。

 

株価というのは、環境によって、上がったり下がったりする。

 

なので株価が少し下がっても、また盛り返すだろうと思って、損切りを先延ばしにして様子を見ると、さらに株価が下がって、含み損が増える。

 

そうして、早めに損切りしておれば、2万円くらいの損で済んだところが、10万円・20万円・30万円と含み損が増える。

 

株価が下落トレンドに入ってしまうと、ちょっとした好材料で反発しても、ヤレヤレ売りが出て株価は押し下げられるので、2割くらいの下落は最低覚悟しないといけない。

 

逆に損切りが早すぎると、損切りした直後から株価が上がりだし、あ、しまったと思って買い戻したら、また株価が下がり始めて、往復で損をすると言うこともよくある。

 

判断が早すぎてもダメだし、遅すぎてもダメだから、損切りというのはホントに難しいね。

 


損切りのタイミングは、下落が始まった直後

株価が下がったとき、損切りするのは非常に難しい。

 

株価が下がり始めたとき、さらに株価が下がるのか、それとも一時的に下がっているのか、それを判断するのが難しい。

 

さらに下がる原因があっても、どこまで下がるかは誰にも分からない。

 

そのため、実際に損切りするタイミングは、株価がどんどん下がって、大損の恐怖に見舞われたときになる。

 

「ああ、このままだと資金がなくなる」と思って、最安値で株をたたき売りするわけだね。

 

これがいわゆる「投げ売り」ということで、ホルダーが我先に自分の株を売り出すため、株価はさらにどんどん下がってしまう。

 

こうなったら株価の下落は止まらない。

 

何しろ誰も買いに回らないからね。

 

しかし多くのホルダーが投げ終わると、今度は株価がジワジワと戻り始めて、数週間後には株価がかなり戻っていたりする。

 

株価が完全に回復するまでは行かないが、3割り戻しだとか半値戻しくらいならよくある。

 

だから損切りするなら、他が投げる前に損切るか、下げ止まって半値戻ししたところがチャンスだ。

 

ここで半分でも損切りできれば、かなり損を減らすことができる。

 

でも半値戻ったら、さらに戻ると思うから、そこで損切りすることはできないんだよねえやっぱり。

 

ということで、損切りのベストタイミングは、株価の上昇が止まって、下落が始まったらすぐってことになる。

 

これができるようになると大損する確率が下がるし、そもそもそんな高値でつかまなくなるから、損切りの必要もかなり減るはずだ。

 

でもやっぱり、欲目で見ているから、これも難しいんだよねえ。

 

損切りを躊躇して、含み損拡大で大損


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