うちの父親は、若い頃、ギャンブルにはまっていた。
競艇や競馬に明け暮れて、家に帰ってこなかった。
私も父親譲りか、パチンコやパチスロが大好きで、
おそらくこれまでに数百万円くらい損している。
その父親が今、ギャンブルはあかんと言っている。
理由は簡単で、ギャンブルはいっぺんにお金を失うから。
で、代わりに株をやれと言う。
株は上がったり下がったりするが、
倒産でもしない限り0にはならない。
誰かが勝てば、誰かが負けるというようなギャンブルとは違い、
みんなが勝つ場合もあるし、みんなが負ける場合もある。
今は、リーマンブラザースの破綻から始まって、
世界中の株価は下がっているが、
これはみんなが負けている状態。
資産総額自体は何割か減ったが、
個人投資家は、生活に困らない限り下がった株を売る必要はない。
株式売買で、何が何でも利益を出さないといけない機関投資家が、
売ったり買ったりして毎日損している状態。
うちの父親も、別に何にも困っていない。
というのも、お金を全部株に替えていたわけではないので、
今、株を買う金があるから。
大幅に下がった株はほおっておいて、株が下がった今、
下がった株を買って、それが上がれば売って稼げばいいと言う考えだ。
つまり
下がった株 → 放っておく(塩漬け)
もっと下がった株 → 買って上がったら売る
ということで、損していないわけだ。
負けだと思わなければ負けではない。
これが株という不思議なものらしい。
確かにこれは、ギャンブルとは違うね。
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